先日、仕事である会社を訪問したところ、先方の課長さんが「この時期は新入社員の受け入れで、ホントてんてこ舞いですわ」とこぼしていた。
話のテーマは新入社員ではなかったのだが、社外の人間に、ついそんな風に訴えたくなるほど苦労されているのだろう。
「いやぁ、それは大変ですね。どこの会社さんでも新入社員、特に新社会人の受け入れは一苦労ですよね」
そんな風に受け答えをしながら、「受け入れる」という言葉について、こんなことを考えた。
自分が受け入れるという言葉を使うのは、大概、受け入れがたいものを受け入れるときだな、と。