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エッセイ

作品A「組市松紋」——受け入れますか、拒みますか

先日、仕事である会社を訪問したところ、先方の課長さんが「この時期は新入社員の受け入れで、ホントてんてこ舞いですわ」とこぼしていた。

話のテーマは新入社員ではなかったのだが、社外の人間に、ついそんな風に訴えたくなるほど苦労されているのだろう。

「いやぁ、それは大変ですね。どこの会社さんでも新入社員、特に新社会人の受け入れは一苦労ですよね」

そんな風に受け答えをしながら、「受け入れる」という言葉について、こんなことを考えた。

自分が受け入れるという言葉を使うのは、大概、受け入れがたいものを受け入れるときだな、と。

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エッセイ

シオンの悔し涙

今日はシオンと妻が通う古武道教室の錬成大会。

日ごろの精進の成果を披露する大会で、シオンは「型」と「板の試し割り」の2種目に出場した。

日曜日だというのに、生憎、私は仕事で見にいくことができず、出先から「頑張れ」と声援を送ることしかできなかった。

シオンが出場する板の試し割りというのは、大人が跪いて固定した木の板を足刀で割るというもの。

前日、自宅で練習したときには上手に何枚も割っていたので、本人も自信満々で臨んだ本番だったのだが……。

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雑学

衝撃! 母の日は1年に2度ある!

ゴールデンウィークが近づくにつれ、その少し後に訪れる「母の日」のプレゼントは何にしようかと考え始める人も多いことでしょう。

私が小学生の頃(今から4~50年前)は「母の日っていつだっけ?」という人が結構いましたが、最近は「母の日は5月の第2日曜日」とすんなり答えられる人の方が多数派を占めているように思います。

日本でもアメリカに倣って5月の第2日曜日に「母の日」が祝われるようになったのは1949年(昭和24年)頃だそうですので、私が小学生の頃はまだまだ認知度が低かったのでしょう。