湖池屋ポテトチップスみかん味をめぐって議論百出 はたして私の結論は?

昨日20141222日、湖池屋ポテトチップスの新ラインアップ、みかん味が発売された。

みかん味登場の話題は数週間前からテレビ等にも取り上げられており、発売前からさまざまな反応を呼んでいた。

反応は予想通り、みかん味歓迎派と拒絶派に二分されており、中には「湖池屋血迷ったか」といった論調のものまであった。

いま便宜上、歓迎派と拒絶派に二分したが、実際にはさらに細かな派閥に分かれており、代表的なものを挙げると以下のようになる。

【歓迎派】

親みかん派:とにかく、みかんが好き。ポテトチップスへのこだわりはまったくといっていいほどない。

好奇心旺盛派:新しいものが好き。面白そうなことが好き。

イベント愛好派:話題になるような出来事/イベントが好き。

湖池屋シンパ:1962年、湖池屋が日本で初めてポテトチップの量産化に成功して以来の熱狂的な湖池屋ファン。

アンチ・カルビー派:湖池屋よりも13年も後発(1975年ポテトチップに参入)でありながら、7割近いシェアを誇るカルビーになぜか反発を感じ、対抗上湖池屋への支持を表明する一派。かつてのアンチ巨人に近い。コンビニでカルビー製品を鷲づかみにして、人知れず中身を粉砕することもある。

【拒絶派】

保守派:古き良き時代に思いを馳せ、旧来の伝統を守ろうとする人々。特にみかんが嫌いとか、みかんに恨みがあるわけではないが、新奇なもの、新奇すぎるものに強い警戒感を抱く。

固定概念派(イメージ結合失敗派):既存のポテトチップス、特に「塩味」に「みかん味」をそのまま結合させて、「うわぁ、まずそう」と決めつけている一派。「塩味」に「みかん味」を加えただけなら確かにまずそうなので、その点では一理あるが、「ポテトチップスだから塩味がするに決まっている」という固定概念から抜け出せていないのが最大の弱点。

発売日のかなり前からテレビの情報番組に取り上げられたのは、湖池屋からの要請というだけでなく、番組制作に携わる人に「好奇心旺盛派」や「イベント愛好派」が多いからだろう。

その情報番組のレポーターやコメンテーターは、私が見た限りでは、ほとんどが「保守派」か「固定概念派(イメージ結合失敗派)」のようであった。

特に、実際に食べてみるまではほとんどが拒絶派で、みかん味のポテトチップスが出るそうですと聞いた瞬間、「え~、みかんですか」「合わなさそう」といった反応を示す者が多かった。

で、実際に食べてみると(恐る恐る口に運ぶ人もいた)、「あ、おいしい」「なるほど、思っていたのと全然違いますね(これは典型的な『固定概念派』の反応)」と態度を豹変させる人がほとんどであったが、中には、「まずくはないけど、オレはポテトチップスはポテトチップス、みかんはみかんで別々に食べる」とあくまでも自己のポリシーにこだわる輩もいた。

私はというと、もともとみかん好きの「親みかん派」であり、新しいスマホが出る度に買い換えている「好奇心旺盛派」なので、発売日の1222日が待ち遠しくてたまらなかった。

そして昨日、ついにその日を迎え、朝、保育園に向かう息子と妻と共に家を出て、いざコンビニへ。

ところが1軒めには置いていない。

自転車で来ていたので、すぐさま近所の別のコンビニに向かうも、そこにもなし。

結局、超大手コンビニを4軒回ったものの、手に入れることができなかった……

帰宅後、すでに職場にいる妻に「なかった」とメッセージを送り、暗に「帰りにどこかで買ってきてくれ」という思いを伝え、しばらくは戦況(?)を見守ることにした。

夕方、妻が帰宅すると、めずらしく玄関まで迎えに出たのだが、手にしたレジ袋の中にそれらしきものが見当たらない。

怪訝な顔をしていると、「コンビニの人に今日発売の予定ですけどって聞いたら『今日発売なら、入るのは今日の夜中ですね』って言われたよ」とのこと。

道理で朝から駆けずり回ってもないはずだ。

そういう経緯もあって、念願のみかん味を入手できたのは、発売日の翌日、すなわち今日1223日の午後ということになった。

今日なら楽々入手かと思っていたが、結局今日も4軒ほど回ってようやく手に入れることができた。人気があるというよりも、単に品薄なのだろう。

さて、待ちに待ったその味であるが、結論をいうと「まったく予想通りの味」であった。

つまり、親みかん派の私にとっては大満足の、単純きわまりないみかんの味である。

ポテトチップスに従来のポテトチップスの風味など期待せず、単純にみかんの味がする食べ物として受け入れれば、実に満足のいく出来ではないかと思う。

口に入れた途端、一気にみかんの味が広がる。

ベースがポテトチップスなので、噛んでいるうちにザラッとした感触に変わるが、それが味といい感触といい、子供の頃によく舐めた「粉末オレンジジュースの素」(注)を彷彿とさせる。

(注:水に溶かすとオレンジジュースになる粉末。昔は結構安いものが出回っていた。指をべろっと舐めて湿らせ、それを袋の中に突っ込むと粉末が指にくっつくので、水に溶かすのが面倒なときは、そうやってべろべろ舐めて楽しんでいた)

息子もおいしい、おいしいと食べていたが、「普通のポテトチップスも食べたい」といって、途中からカルビーの「うすしお味」も食べ始めた。

息子の行動からもわかるように、今後わが家では、いわゆるポテトチップスを食べたい時は従来のポテトチップスを買い、みかんの味がするスナックが食べたいと思った時は「みかん味」を買うことになるだろう。

ということで、親みかん派で好奇心旺盛派である私の結論。

湖池屋ポテトチップスみかん味は「うまい!」。ただし、ポテトチップスである必然性はほとんどなし(珍しさには惹かれたけど)。

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