日本時間の10月25日ラグビー・ワールドカップ準決勝で、南アフリカ・スプリングボクスが宿敵のニュージーランド・オールブラックスに18対20で惜敗した。
残念!
残り時間30秒、奇跡の逆転を目指して自陣ゴールライン付近から果敢にボールを繋いでいったが、結局はほとんどゲインできずに試合終了。
ペナルティゴールかドロップゴールで逆転できる点差だったが、さすがにあの距離からドロップゴールは狙えない。
80分を過ぎても攻撃し続けるためには、相手にボールを渡さず繋ぎきるか、相手の反則を誘ってじわりじわりと陣地を挽回し続けるしかなかったわけだが、相手がオールブラックスではそれもほとんど不可能。
両チームの現在の力関係からすると至極妥当な結果なのはわかるが(いや、むしろ大方の予想以上に接戦になったと言っていいだろう)、点差が点差だけに昔からのボクス・ファンである私には悔しさもひとしおなのである。
だが、冷静に振り返ってみると、トライできそうな気配がただの一度もなかった試合でもあった。
やっぱりオールブラックスは強い……。
そんなことをしてもどうにもならないことはわかっているが、YouTubeで11年も前の試合(ハイライト)を鑑賞して自分を慰めることにする。
いずれも南アが優勝した2014年のトライネーションズにおける両国の対戦。
バーガーもデュプレアもマットフィールドもみんな若い。
ちなみに7月24日のクライストチャーチでの試合はスタジアムで観戦した思い出の試合。残念ながらこのときも2点差で惜敗(最後のプレイで逆転トライを許す)。
2014年7月24日 於:クライストチャーチ
オールブラックス 23—21 スプリングボクス
2014年8月14日 於:ヨハネスブルグ
スプリングボクス 40—26 オールブラックス